大日如来の化身、
慈悲深いお不動さまに会いにきませんか
当山は平安末期である1152年の創建、およそ900年の歴史を持つ寺院です。ご本尊は不動明王で、身の回りの厄災を取り除く「厄除け不動」として信仰を集めてきました。九州三十六不動霊場の十四番札所になっており、県外からも参拝者が訪れます。小高い丘の上にある境内は、自然や田畑に囲まれた静かでのんびりとした環境です。どうぞお気軽にお参りください。
見どころ
本尊不動明王(串間市指定文化財)
厄除け不動として親しまれる極楽寺のご本尊様です
弘法大師像
穏やかなお顔。目がやさしく映ります
本堂
あたたかい雰囲気の本堂。ご自由にお参りいただけます
境内
ベンチもあり、ゆったりとお過ごしいただけます
五輪塔群(串間市指定文化財)
島津家の氏族である新納家一統の墓所です
相撲地蔵
めずらしいお相撲さんのお地蔵様です
施設・設備
バリアフリー設備
車椅子スロープ・リフト・専用駐車場を設けています
納骨堂「遍照殿(へんじょうでん)」
室内型の永代供養墓を備えた安心の納骨堂です
境内公園
遊具があり子どもの遊びやイベントにも利用できます
ピザ専門店「ママココ」
極楽寺ヨコのピザ専門店。手作りの薪窯で焼き上げます
歴史
極楽寺のおこり
1152年に当時の国主大名が開基し、幸覚院一世を招き迎えて開山。以来、領主の保護により栄えていたが、乱世に変遷する中衰退していく。1253年に僧澄舜が寺院を復興させた。
新納家の墓所
1485年に島津家氏族で家臣である新納是久は、飫肥城主の兄忠続に反抗し、この戦いで飫肥河原に討ち死にした。後年に島津氏はこの墓を訪ねあて、極楽寺に墓石の管理と、折々の供養を依頼した。
飫肥城の祈願寺
1555年に島津忠親が寺院の建物群を再興し、飫肥城の祈願寺と定めた。忠親は都之城城主北郷忠相の嫡男であったが、島津本家の命により飫肥城に養子縁組して城下を治めた。
信仰に支えられて
1831年に不慮の火災に見舞われ焼失してしまう。さらに、明治維新の廃仏毀釈において廃寺となったが、檀信徒の手により1879年に再建される。現在の本堂は1976年に改築されたものである。
お坊さん・スタッフ紹介
德永純康(とくながじゅんこう)
住職
1958年鹿児島県鹿児島市生まれ。本堂は心休まる場所として、いつでも誰もが来られるよう心がけています。世間話でも良いからお寺に来てくだされば嬉しいです。
德永惠子(とくながけいこ)
寺族
1956年宮崎県串間市生まれ。どなたでもお参りしやすい開かれたお寺でありたいと思っています。どうぞお気軽にお立ち寄りくださり声がけしていただければ嬉しく思います。
德永佳嗣(とくながけいし)
副住職
1985年宮崎県串間市生まれ。地域に明るい話題を提供しながら、悩み事があれば一緒に考えてくれるような、全ての世代に愛されるお寺を目指しています。
お参りはいつでもご自由にしていただけます。
車椅子をご利用の方も、どうぞご心配なくお参りください。
御朱印の他、境内の案内も承っています。
お気軽にお声掛けください。